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あわいもん について

公家や武士が主役だった時代に変わり、庶民が経済や文化の担い手となった江戸時代。
和菓子や洋菓子も江戸時代なくしては、今のような形にはならなかったでしょう。

唐菓子や南蛮菓子を真似ながら作られていった和菓子と洋菓子は、唐や南蛮のそれとは似て非なるものへと切磋琢磨し、日本独自の菓子文化になりました。

それは、日本人が得意とする「〜気(げ)」「〜らしい」「〜ぽい」のような「見立て」の表現手法が大きく作用したもの。
対象の一歩手前で留め、対象へとせまる手法は、大きな壁を作ることはせず、障子のようなささやかな仕切りとして完成される。そこに生まれる間(あわい)は、奥ゆかしさとともに大切にされてきました。

表現が文化となると往々にして縛りもきつくなりますが、江戸時代の楽しさは、まだ文化となる少し前の自由さにあると考えます。

あわいもんがつくり、集めるものは、一つの括りに縛られない、領域と領域の間で、不要と要のどちらにも寄らず揺めき存在するもの。例えば、菓子と玩具、置物と道具、西洋と東洋、といったものの間に。そして空間も、店なのかギャラリーなのか、茶屋なのか誰かの家なのか、定かではない存在として在りたいと始める場所です。

お茶をしに、お菓子を食べに、飾るようなものを探しに、道具になりそうなものを求めて、東京なのに、東京ではないような場所へ遊びにいらしてください。

まずは、一年に一度だけ開くお店として始めます。
お店が閉まる時期に限り、オンラインストアを不定期でオープンする予定です。

2022年の開店は終了いたしました。
次回は、2023年の春を予定しています。
それまでの間、たまに、オンラインストアを開店します。
詳細のお知らせは、あわいもんのinstagramからご確認ください。

https://www.instagram.com/awai_mon/?utm_medium=copy_link

店主 土谷未央

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